洗濯機はなかなか故障しない白物家電の代表ですが、一度購入すると長年使うことになる上に、毎日使うものだから、どうしても購入の決断は迷ってしまいます。
縦型とドラム式そして意外にも人気がある二槽式。それぞれのメリット・デメリットを比較して情報をまとめてみましたので、洗濯機選びの参考にしてみてはいかがでしょうか?
ドラム式洗濯機のメリットは?
洗濯槽が横向きですので、縦向きの洗濯槽洗濯機に比べて使う水量が少なくて済みます。
洗濯物を上下に振り回すように洗いますので叩き洗いような感覚になり、泥汚れなどもよく落ちます。
なのでより経済的です。
脱水に関しても洗濯物の空間を多く含むように洗濯槽が動きますので、縦向きの洗濯槽と同じ時間でもより脱水がすすみます。
また、洗濯物同士がよく動くので、洗濯物を取り出す時にタオルが長袖が絡んで取り出しにくいようなことは少なく済みます。
バスタオルや毛布など大物の洗濯時も縦向きの洗濯槽であれば飛び出しを防ぐために洗濯ふたが必要になりますが、ドラム式の場合は飛び出しが少ないためふたの必要がありません。
これも経済的ですし特別な手間もない。子供でも洗濯物を取り出しやすい、お手伝いにもってこいです。
ドラム式洗濯機のデメリットは?
縦型洗濯機に比べると設置面積が広くなりがちなので、設置スペースに収まるかが問題となります。
設置できない場合は洗濯床を別で購入する必要があります。その際の設置費などは考慮すべきです。
また、ふたを上ではなく手前に開けますので、人がいてもスムーズに開けるだけのスペースが前方に必要になります。
前に物はあまり置けません。洗濯機の向かいに収納があるとふたと扉が重なって動きにくいということになりがちです。
タイプにもよりますが、右開き、左開きも間取りによっては不便になることは考えられます。
以前もニュースでありましたが、子供がかくれんぼのスペースとしてドラム式洗濯機を利用し、隠れたままで中から開けられずに乾燥機能がスタートして亡くなるという事故がありました。
セキュリティ機能が付いていますが万が一がありますので注意が必要です。
縦型洗濯機のメリット・デメリット
メリット
ドラム式よりも設置スペースが狭くて住む。
スペースの改造ができない賃貸マンション向けです。
価格がドラム式よりも安価な物があるので、選びやすい。
メーカー・機種によって選べる機能がドラム式よりも多数あるので、自身や家族の生活環境リズムに合う洗濯機を選びやすい。
デメリット
上にふたを開けるタイプなので、洗濯物の出し入れに際し小柄な人ではそこの洗濯物を扱うのが一苦労。
洗濯機の上部に棚などを設置する際にふた分のスペースを空けなければならないため、棚の設置スペースがより上部になってしまう。
洗濯物が絡みやすく取り出すのが一苦労。
ドラム式よりも水量が多く必要な機種が多い。
ドラム式よりも経年劣化が激しい。
汚れた洗濯機の簡単な掃除方法
市販されている洗濯槽洗浄剤を入れた通常の洗濯コースを行う。
各洗濯機のお手入れ欄に方法が載っているのでそれを一通り実施する。
においが気になるときは、EM液を入れて同様に洗濯コースを行います。
同様に、木酢液や重曹でも同じ効果があります。
この作業を風呂水、風呂水ポンプを介して実施すると、風呂水ポンプ内の清掃も同時に行え便利です。
洗濯槽についてるネットをこまめに交換する。
これをおこたると黒カビが洗濯槽にたまり、洗濯物に付着することもあります。
洗濯槽にあなが空いていない洗濯機は空いている洗濯機よりもカビなどのにおいが出にくいので、洗濯機を選ぶ際にあなが空いていない洗濯槽かを確認するのも一つの手だと思います。
根強い人気の二層式洗濯機について
子供が通っている幼稚園では二層式洗濯機を使ってます。
理由は汚れ落としにはやはり二層式洗濯機が強いからです。
通常の全自動洗濯機よりも汚れがよく落ちます。
各層の役割が、洗濯洗浄、脱水とはっきり分かれているので、それぞの特徴を発揮できる仕様になっています。
特徴がはっきり出せますから、洗濯も短時間ですみ、脱水も同様に短時間ですみます。
全ての工程が短時間ですみます。稼働時間が短いので、他の洗濯機に比べて寿命が長いです。
価格も安いので根強い人気につながっていると思います。
洗濯の出し入れなど面倒に感じるところもありますが、洗浄力が強くこな石鹸が使えるなどメリットは多くあります。
洗濯物に泥汚れが多い場合は検討してもいいと思います。