清潔で気持ちいい寝具で眠ると気持ちいいですよね。
ところで、みなさんは布団って洗っていますか?
シーツを洗うペースはどれくらい??
理想の布団を洗うペースってどれくらい?
みなさんは、布団を洗ってますか?
洗濯機に入りきらず、自宅で洗うのが難しい布団。
布団クリーニングサービスなどを利用するにしても、お金もかかるし、面倒だし…。なかなか洗う機会がないという人が多いのではないでしょうか?
ある調査では、“10年以上洗った事がない”という回答も!!
シーツや敷パッドなどをこまめに洗濯すれば、布団は干して掃除機をかける程度でいいのでは?という考えの人が多いようですね。
しかし、本当は“丸洗い”もしたほうがいいらしいですよ。
旅館などでは、シーツなどは毎日洗濯するのは当然ですが、衛生面から半年に1回以上は布団も丸洗いをするよう指導されているそうです。
干すことで湿気対策は出来ますし、掃除機をかければ、ダニ対策にもなります。しかし、皮脂や汗に含まれる塩分など、洗わなくては取れないものもあるので、家庭でも3年に1度くらいは“丸洗い”をしてスッキリできるといいですよね。
洗いすぎても、生地を傷めてしまったり、ホコリを吸う原因になってしまうというデメリットがあるので、ご注意を!
布団がダメならシーツを洗おう!
なかなか洗えない布団ですが、その上に敷いてあるシーツをしっかり洗っていれば、ある程度の清潔は保てます。
そう!
シーツをこまめに洗濯すればいいのです!!
人は、冬場でも一晩にコップ1杯の汗をかきます。
シーツは、寝ている間にかいた汗を吸収してくれています。
皮脂や垢、ほこりだって、たくさん付着しているのです。
放っておくと、ダニや雑菌がどんどん繁殖してしまいますよ!
1ヶ月放置すると雑菌の数は『トイレよりも多くなる』とも言われています。
ダニは、アレルギーの原因にもなりますし、雑菌により体調を害するということも考えられます。
そうならない為にも、シーツやカバー類、パジャマなどの寝具は、こまめに洗濯するようにしたいですね。
シーツを洗うペースはどれくらい?
実際にみなさんはどれくらいの頻度でシーツを洗濯しているのでしょうか?
『1週間に1回』とか、『2週間に1回』という人が多いようですが、中には『数年洗っていない…』なんて人も…。
清潔な状態を保つというのであれば、毎日洗濯するのがいいのかもしれませんが、仕事をしているとそうもいきませんよね。
それに、天気にも左右されます。
毎日洗濯だけに多くの時間をかけるというのも、難しいことです。
では、一般的に雑菌やダニの繁殖を抑えて、清潔を保つということを考えると、シーツの洗濯の頻度は、どれくらいが丁度良いのでしょうか?
目安としては、夏場は、『1週間に1回』、冬でも『2週間に1回』くらいがベストのようですよ。
シーツを洗う時の注意点
頻繁に洗えば、それだけ“持ち”が悪くなるのでは?と心配する人もいるかもしれませんね。
ですが、実は洗わないほうが生地を傷めやすいんです!
汗や汚れが浸透することで、繊維を傷めてしまうそうですよ。
しかし、もちろん洗濯する時にも、注意することはあります。
清潔を保ちつつ、長持ちさせる為に気をつけることをまとめてみました。
≪シーツを洗濯する時の注意点≫
■蛇腹折りにして洗濯機に入れる!
シーツをそのまま洗濯機に押し込むと、洗濯機のドラムで擦れて、布の繊維を痛めます。
その為、縦に三つ折りにしてから蛇腹状に畳んで、洗濯ネットに入れて洗うようにしましょう
■中性洗剤を使う
中性洗剤など、なるべく繊維を傷つけない洗剤を使用しましょう。
天然由来の石鹸などもオススメですよ。
■直射日光を避けて干す
紫外線は、お肌だけではなく、繊維も傷めてしまうんです。
持ちが悪くなる原因にもなるので、出来るだけ直射日光を避けて、風通しの良いところで陰干ししてください。
しっかり張った状態で干すと、乾いた時に気持ち良く仕上がりますよ!
正しい洗濯方法、是非試してみてくださいね。
繊維の“風合い”も仕上がりがいつもと違うかもしれませんよ。
干した布団と洗いたてのシーツは最高!
よく晴れた天気の良い日に、干して掃除機をかけた布団に、洗いたてのシーツを敷いて眠るのって、気持ちいいですよね。
お日さまの匂いと、好みの柔軟剤の匂いに包まれてのリラックスタイムは最高!
疲れた身体も、ゆっくり休める事ができます。
これまで頻繁にシーツを交換するという習慣がなかった人にとっては、1週間に1回の洗濯は、慣れるまで大変かもしれませんが、清潔なシーツを敷いて眠る快適さが“やみつき”になって、晴れた日のお洗濯が楽しくなること間違いなし!
因みに、布団を干す場合には、10:00~14:00頃がオススメですよ。
それ以外の時間帯だと、空気中の湿気が多くなり、その湿気を布団が吸ってしまいます。干す意味がなくなってしまうので注意しましょう。
それから、枕カバーは、出来れば毎日洗濯したほうが良いようです。
顔や頭からの汗や皮脂で一番汚れてしまうので、何枚か予備を用意しておき、頻繁に交換するようにしましょう。
ベッドの場合は、マットレスも湿気を吸いやすいので、天気の良い日に窓を開けて、立てかけたり、上下を置き換えたり裏返したりすると、長持ちしますし清潔も保てますよ。
自分だけでなく、家族の健康の為にも“清潔な寝具”を心がけたいものですね。