時間を越えたシンボル:世界遺産「ロンドン塔」の歴史と魅力

最終更新日:2023/07/05

時間を越えたシンボル:世界遺産「ロンドン塔」の歴史と魅力

世界遺産に登録された「ロンドン塔」は、イングランドの象徴として知られ、その歴史と建築は私たちに多くのことを教えてくれます。1066年にノルマンディー公ウィリアム征服王により建設され、その後何度も増築されてきました。国防や国の記録保管、さらには女王たちの処刑場となった場所、ロンドン塔は英国の歴史を物語る舞台です。

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これを読めば大体わかる。「ロンドン塔」の概要

あの有名なロンドン塔についてです。

ロンドン塔は、イングランドを象徴する建築物として世界中に知られています。初めて建てられたのは1066年、ノルマンディー公ウィリアム征服王がイングランドを支配するためでした。ウィリアム王はロンドン塔を、都市を守る要塞と、彼の権力を示すシンボルとして使いました。そのため、ロンドン塔は、町を見下ろすようにテムズ川のほとりに建てられました。建物自体は11世紀の要塞としてはとてもよく残っていて、まるでタイムスリップしたかのような感じがします。

ロンドン塔は、イングランドを象徴する建築物として世界中に知られています。

ロンドン塔は、その後も王や女王たちによって何度も増築され、16世紀までに今の姿になりました。たくさんの建物が追加されたことで、中世の王宮の生活を垣間見ることができる貴重な場所となりました。

そして、ロンドン塔はただの建物だけでなく、いくつかの重要な役割を果たしてきました。国防や国の記録の保存、そして国のお金作り、これらは全てロンドン塔が担っていたんです。また、重要な歴史的な出来事の舞台にもなっています。その一つが、女王アン・ブーリンやキャサリン・ハワード、そしてジェーン・グレイといった女性たちがロンドン塔で処刑されたことです。これらの出来事は、ロンドン塔がただの建物でなく、歴史が刻まれた場所であることを示しています。

ロンドン塔がただの建物でなく、歴史が刻まれた場所であることを示しています。

このように、ロンドン塔はその歴史とともに、我々に多くのことを教えてくれる場所です。過去から現在へ、そして未来へと続く歴史の一部を見ることができるロンドン塔を訪れると、まるで時間旅行をしているような感覚になることでしょう。

Tower of London (UNESCO/NHK)

「ロンドン塔」の地理と場所

ロンドン塔は、イギリスの首都ロンドン中心部、テムズ川の北岸に位置しています。この川は、ロンドン市内を東西に流れていて、昔から交通の要所でした。ロンドン塔のすぐ東側には、有名なタワーブリッジが架かっています。また、ロンドン塔は、ロンドンの中心から少し東にあたり、シティ・オブ・ロンドンと呼ばれる地区に位置しています。この地区は、ロンドンの金融街として知られており、ビジネスと歴史が混ざり合ったエリアとなっています。

「ロンドン塔」の観光・見どころ

ホワイトタワー

ホワイトタワーは、ロンドン塔の中心に位置し、その名前の通り白く塗られています。

ホワイトタワーは、ロンドン塔の中心に位置し、その名前の通り白く塗られています。11世紀にウィリアム征服王によって建てられたこの塔は、当時の軍事技術の粋を集めたもので、中世のイギリス王室の力と誇りを象徴しています。中には、古代の武器や鎧などが展示されており、中世の戦争の様子を垣間見ることができます。

また、内部には壮大な聖堂であるセント・ジョンズ・チャペルもあります。

王冠宝飾品(クラウンジュエルズ)の展示

ロンドン塔は英国王室の宝石、クラウンジュエルズが保管・展示されている場所としても有名です。王冠や王笏、宝石など、見ごたえのあるアイテムがたくさんあります。これらの宝物は、イギリスの歴史と伝統を物語っています。

ここで見られるエリザベス女王の冠に使用されている530.2カラットの「偉大なアフリカの星 (The Great Star of Africa)」ダイヤモンドは特に見ごたえがあります。

イエメンズ・ウォード

ここは、イエメンズ(ビーフィーターズとも呼ばれるロンドン塔の守衛)が住む場所で、赤い制服と黒い帽子が特徴的な彼らの生活が垣間見えます。イエメンズは観光ガイドも務めており、塔の歴史やエピソードを楽しく教えてくれます。

ビーフィーターのツアー

ビーフィーターと呼ばれる親衛隊の一員が、ロンドン塔の歴史や逸話を語りながらガイドするツアーです

ビーフィーターと呼ばれる親衛隊の一員が、ロンドン塔の歴史や逸話を語りながらガイドするツアーです。彼らは赤と黒の伝統的な制服を着用しており、塔内のエキスパートとして知識を提供します。

レイヴンズ

ロンドン塔にはレイヴン(大カラス)が住んでおり、その存在はロンドン塔のシンボルの一つともなっています。彼らが飛び去るとイギリスが滅びるという伝説があり、常に6羽以上が塔にいるように管理されています。彼らの姿はロンドン塔の風情を一層高めています。

ロンドン塔にはレイヴン(大カラス)が住んでおり、その存在はロンドン塔のシンボルの一つともなっています。

「ロンドン塔」の世界遺産登録について

象徴的な場所

ロンドン塔は、その歴史的な位置付けから見ても、イングランドにおける非常に象徴的な場所となっています。ノルマン人のウィリアム征服者により1066年に建設されたホワイト・タワーは、ロンドン市と国の防衛のため、またノルマン人の権力を示すために戦略的にテムズ川沿いに位置しています。

建築の傑作

ロンドン塔は、11世紀のノルマン軍事建築の傑作として知られています。ホワイト・タワーはヨーロッパで最も完全な形で残っている11世紀の要塞宮殿で、13世紀と14世紀の増築を含むロンドン塔全体は、ノルマンディーからイングランドとウェールズへと広がった洗練された城砦設計の最高峰を示しています。

ロンドン塔は、11世紀のノルマン軍事建築の傑作として知られています。

歴史的重要性

また、ロンドン塔はその多くの歴史的な出来事から、英国やヨーロッパの歴史における重要な場所となっています。15世紀のエドワード5世とその弟の幽閉、16世紀にアン・ブーリン、キャサリン・ハワード、ジェーン・グレイの3人の英国女王が処刑された場所として、特に知られています。さらに、イギリスの宗教改革の舞台ともなり、カトリック教徒とプロテスタントの囚人たち(生き残った者たち)が自らの経験を記録し、ロンドン塔を拷問と処刑の場として定義しました。

これらの要素が組み合わさり、ロンドン塔はその優れた普遍的価値を持つ世界遺産として登録されました。

参考文献・参考サイト

  1. ロンドン塔 – Wikipedia
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3%E5%A1%94
  2. Tower of London – UNESCO World Heritage Centre
    https://whc.unesco.org/en/list/488/

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作成者: LILY

こんにちわ。LILYの編集長です。 最近Huluを自宅に導入してみました。海外ドラマにすっかりハマってしまい、毎晩眠るのが遅くなっています。海外ドラマで寝不足が続きそうです。