「ポテンシャルが高い」と聞くと、どの様な人を思い出しますか?
スポーツ選手に「ポテンシャルが高いね!」など、ポテンシャルという言葉を耳にする機会が増えていませんか?
実際、ポテンシャルの意味を説明できますか?今さら、人に聞けないポテンシャルの本当の意味を調べてみましょう!
正しい使い方をマスターして「ポテンシャル」を上手に使ってみよう!
「ポテンシャル」の意味とは?
最近、雑誌やTVで「ポテンシャル」という言葉を見かけます。
仕事ができる人やスポーツ選手、また車などの色々なところで耳にしますよね。
例えば、自分が、友人から「ポテンシャルが高いねっ」などと言われると、なんとなく照れくさくなりますよね。
曖昧な感じだけれども、なんとなくポテンシャルの意味は理解していませんか?
ポテンシャル=潜在的な力 可能性として持つ力
という意味なんです。
「ポテンシャルを引き出そう!あなたにはもっと本当の実力がある!」
などと、滞在的な力が本当にあると感じている場合と、実はさほど思ってもいないが、その気にさせる為に使う場合もあります。
例えば可能性に込めた言い方だと、「〇〇のポテンシャルは、こんなものじゃないはず!まだまだ!」などの使い方がありますよね!
また、基礎能力と滞在的な力をかん違いにより「ポテンシャルが高い」という使い方をしてしまうこともありますね。
間違いではありませんよね!基礎能力も滞在的な力もその人の力です!
「ポテンシャルが高い」の使い方や用例
「ポテンシャル」は、本来はラテン語の「力」という言葉からです。
そこから、「目に見えない力」という意味で多く使われます。
仕事場でも、後輩に「〇〇君、期待してるよ!すごいポテンシャルがある!」など、褒め言葉に便利です。
他にも、
「今年の新人ピッチャーのポテンシャルの高さに一目置く。」
「新入社員達はポテンシャルが高いですね!」
「事故のポテンシャルを予測する。」
など、色々な場面で使うことが出来ますね。
本来の英語の意味ならポテンシャル?アビリティ?
「あの人はポテンシャルが高い」「ポテンシャルが高い車」など、使い方に違和感を感じる方もいるのではないでしょうか?
「potential」とは「潜在能力」という意味ですが、英語では「可能性のある」や「潜在的な」や「見込みがある」という意味になると思います。
個人能力、才能などを表すならば、「ability」の方がふさわしいと感じますね。
何気に、普段使ってしまう外来語が間違っていたものと考えて、一度、辞書で意味を調べてみるといいかもしれませんね。
流行や周りに合わせて、意味はよく理解できていないがなんとなく使ってしまう場合もあるでしょう。
横文字、カタカナ語の方がカッコよく感じたり、知性があるように思うものです。
ポテンシャルの高い人の特徴とは?
自分の周りにいる「ポテンシャルが高い人」とは、どの様な人でしょうか?
勉強が出来る人、仕事が出来る人とは、違うと聞きますね。
なぜなら、頭が良いからといって、必ずしも、仕事に対応する判断力、決断力があるとは言えないからだと思います。
仕事場で、「ポテンシャルが高い人」と評価される人もいます。
仕事では結果が大きく評価に繋がりますが、それだけでもはありません。
ポテンシャル=潜在的な可能性がある 将来に期待が出来る人
を意味しています。
・自分分析しながら行動出来る人
・常に、考え続けることが出来る人
・失敗を反省し、学ぶことが出来る人
・他人と比べない人
・近近の課題や数年先の目標を持つ人
ポテンシャルが高い人を見抜く方法《採用面接》
一人一人、違う性格、違う能力を持っています。
限られた面接時間で、いかにそれを見分けるのかが大切です。
新卒や新社会人の話には、明確な実績を持たない人がほとんどで、みんなの経験は同じように見えてしまいます。
3つポイントで、ポテンシャルを見抜きましょう!
①事実を聞いてください。
自己PRや志望動機には、何らかの事実背景があるはずです。
「過去の話」です!応募者の具体的な過去を話してもらいましょう。
その事実自体を、解釈ではなく、しっかりと聞きましょう。
②わかりやすい話を選びましょう。
自分だけではなく、他人と関りながらした事の方が、応募者の人柄を知りやすい話です。
スムーズに事が運んで成功した話よりも、四苦八苦した話の方がわかることがあります。
短期間よりも、長期間の話を聞きましょう。思考の習慣、行動の習慣は決断、結果に影響すると考えます。
③ディテールを深掘りしましょう。
話の中で、どのような役割を担っていたのか、どのような舞台環境だったのか。
話した内容の希少性、難易度。
その話し内であった行動のエネルギー源、ヤル気の源は何だったのか。