頻尿の原因って?女性や10代の若者にも急増中の訳とは!?
2016.6.3

このところ、女性や10代の若者達にも急増している頻尿。
一体、何が原因なの?
病院に行かなくても、その症状を改善することはできる??
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このページの目次
10代の若者にも増えている『頻尿』とは?
排尿の回数というのは人それぞれで、個人差があるものですが、日中5回、夜間に0~1回が平均と言われています。
これが、何らかの要因で回数が増え、日中8回以上または夜間2回以上になると、頻尿という状態になります。
以前は、“高齢者の病気”のイメージが強かった『頻尿』ですが、ここ数年は10代や20代の若者達の間でも急増しているようなんです。
男女問わず、また幅広い世代で起こる可能性があるので、“若いから”「大丈夫」とか「そんなはずはない」と決めつけずに、「さっきトイレに行ったばかりなのに、またすぐに行きたくなる…」なんて人は、頻尿を疑ってみたほうがいいかもしれませんよ。
頻尿の場合、1回の排尿量は少なく、何度もトイレに行きたくなるという人が多いようですが、その原因というのは、どのようなものなのでしょうか?
一般的な『頻尿』の原因って??
一般的に、頻尿の原因はいくつかあります。
≪過活動膀胱≫
過活動膀胱になると、排尿筋が過剰に収縮してしまいます。
その為、膀胱に尿を貯められる量が少なくなり、急に我慢できないくらいの尿意を感じたり、トイレの回数が増えるといった排尿トラブルが起こります。
≪骨盤底筋のゆるみ≫
直腸、子宮、尿道、膀胱などを支える筋肉の総称が『骨盤底筋』です。
これは女性特有のものですが、妊娠中に胎児の重みでダメージを受けたり、筋肉の衰えなどの理由でこの骨盤底筋がゆるむと、尿道口をしっかり締められなくなります。それによって、尿漏れや頻尿の発生率が上がります。
≪圧迫≫
肥満体形だったり、同じ姿勢を長時間とると、膀胱が圧迫されます。
また、前立腺肥大症などの病気が原因で、尿道を圧迫するということも考えられます。
≪水分の摂り過ぎ≫
水分を必要以上に摂り過ぎてしまうのも、頻尿の原因になります。
≪ストレス≫
緊張したり、“トイレに行けない”という状況になると、尿意が起こるというような精神的ストレスが原因となる場合もあります。
女性や10代の若者を悩ませる『頻尿』の原因は?
一般的な頻尿の原因をいくつかご紹介しましたが、それ以外にも、若者達に頻尿が増えている理由として、次のような原因もあるんです。
≪カフェイン摂取≫
コーヒーやお茶など、カフェインが含まれている飲み物をたくさん摂取すると、カフェインに含まれている利尿作用により、頻尿になるということがあります。
朝から晩まで、一日に何杯もコーヒーなどを飲むという人は、要注意ですよ。
≪冷え性≫
多くの女性の悩みでもある冷え性。
その冷えから頻尿を引き起こしてしまうということもあります。
冬だけでなく、夏でもクーラーなどが原因で、冷え症が悪化し、それに伴い頻尿の症状が表れるということも少なくないようです。
≪膀胱炎≫
トイレを我慢することが多いと、膀胱炎になりやすいと言われています。
この膀胱炎も、頻尿の症状が表れる原因のひとつなんですよ。
特に女性は、男性と比べて膀胱炎になりやすい体の造りと言われているので、できるだけトイレは我慢しないように気をつけるようにしましょう。
女性にオススメの対処法
頻尿の症状が表れた場合、あなたならどうしますか?
そのまま放置しておくと、症状が悪化してしまうので、すぐに専門医に相談することが一番なのですが、泌尿器科には行き辛いと感じる若者も多いはず。
しかし、症状がひどくて、日常生活に支障がでるというような場合には、何らかの病気などが原因となっている場合もあるので、思いきって早めに受診するようにしましょうね。
では、症状が軽い場合はどうでしょう?
自分で頻尿の症状を緩和するということはできるのでしょうか?
軽度の頻尿であれば、筋力をアップすることで、ある程度は改善が期待できるようですよ。
今回は、女性の頻尿改善に効果的と言われている「骨盤底筋体操」をご紹介します。
家で簡単にできる、軽い尿漏れや頻尿の症状にオススメの体操ですよ。
≪骨盤底筋体操≫
1.まっすぐ立ち、一方の手をお腹、もう一方をお尻にあてます。
2.肛門と膣を締め、その後緩めるという動作を2~3回繰り返します。
3.もう一度、『2』の動作を行ないます。
先程よりもゆっくり、そして力を入れて行ないましょう。
4.更にもう一度同じ動作を行ないます。
今度は、下腹部を持ち上げるようなイメージで、更にゆっくり行ないましょう。
10代だけではなかった…小さな子どもも!?
これまで、頻尿は若者達の間でも急増しているというお話をしてきましたが、実は、大人だけでなく、子どもでも頻尿に悩むというケースは珍しくないんです。
小さな子どもの場合は、心因性のストレスが主な原因です。
お漏らしをしてしまったり、おねしょをしてしまったということがトラウマになり、尿意に敏感になりすぎて頻繁にトイレに行くという子もいるようですよ。
そういった場合には、ストレスを取り除いてあげることが一番の薬になります。
責任感の強い子のほうが、こういった症状を起こしやすいようなので、親も神経質にならず、いつも以上に愛情を持って子どもに接し、安心できる環境を作ってあげられるといいですよね。