結婚10年目には離婚のリスクが最も高くなるって本当??
2016.5.14

“スイートテン”なんて甘いイメージのある『結婚10年目』。
実は、離婚のリスクが最も高まる時期とも言われているんです。
そのリスクを乗り越え、幸せな結婚生活を継続する為の対策なんてあるのでしょうか?
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このページの目次
結婚10年目に離婚のリスク?
ある調査によると、『結婚10年目に離婚のリスクが最も高くなる』のだそうです。
多くの女性達が、新婚時代の幸福度が時間の経過とともに薄れていき、結婚10年目くらいには最も不満が高まると感じているというのです。
いったい“10年目”には何が起きているのでしょうか?
結婚生活も10年というと、それなりの年月を共に過ごしてきた訳ですよね。
ひとつ屋根の下、一緒に生活できていたのに、“10年目”に不満が高まるというのは、どういうことなのでしょうか?
近年、共働き世帯が増え、多くの女性達が『家事』『育児』に加えて『仕事』に追われる日々を送っています。
結婚10年目というと、子どもがいる家庭では、学校行事や習い事なども増え、何かと手がかかる年齢になっているでしょう。
そんな時に家庭内のことは全て“妻任せ”という夫だったとしたら…
忙しい毎日に疲れ果て、そんな生活から抜け出したいという思いが強くなるというのも、なんとなく理解できますよね。
日本の『離婚』の現状とは?
厚生労働省の調査によると、平成25年度の離婚数は23万件以上。
ピーク時の29万件から比べると減少してはいるようですが、それでも毎年多くのカップルが“離婚”して別々の人生を歩むことを選んでいるのです。
この約23万件の内訳をみてみると、『結婚生活5年未満』のカップルが、およそ34%を占めているそうです。中でも、3~5年目が特に多いようですね。
しかし、この割合というのは減少傾向にあるようです。
その代わり、徐々に増えてきているのが、『結婚生活10~25年目』のカップルなんだそうですよ。
また、1年の中で離婚が最も多い月というのは、3月のようです。
女性は、離婚により姓が変わる場合がほとんどなので、子どもの学校のことなども考慮し、年度末のタイミングでの離婚を望むという人が多いのかもしれませんね。
幸せな結婚生活を維持するには…
では、“離婚”を選択するなんてことにならない為には、どうすればいいのでしょうか?
結婚当初というのは、「一生この人と一緒に生きていく!!」なんて強い決意を持っていたハズですよね。
しかし、一緒に生活する中で、日々ストレスが溜まっていき、いつの間にか欠点や短所ばかりが目につきイライラ…なんてことも。
相手を責めたり非難するのは簡単ですが、その前に一度冷静に考えてみてください。
もともとは“赤の他人”だった二人。
価値観も個性も全く違って当然ですよね。
そんな二人が一緒に暮らす。
それが『結婚』だということを。
年に一度は夫婦関係を見直しましょう!
離婚の危機というのは、突然訪れるというよりは、日々の小さな不満などが溜まっていって我慢できなくなるということのほうが圧倒的に多いようです。
だからこそ、日常生活の中で愛情を確かめあったり、ストレス解消をしていくということが、とても大切になるんです。
しかし、同じような毎日を、何の変化もなく過ごしていたら…
『なにもない、日常こそが幸せ』なんて言葉もよく耳にしますが、それはそれで“つまらない”と感じてしまうこともあるでしょう。
お誕生日や記念日など、数ヵ月に1度、何かしらのイベントがあるだけでも、日常生活に変化をもたらしてくれますよね。
そう考えると、年に数回の“非日常”というのは、とても大切なことなのではないでしょうか?
また、結婚記念日や、11月22日の『いい夫婦の日』などには、毎年夫婦関係を見直してみるというのもいいかもしれません。
時々関係を見直すだけで、『気付いた時には修復できない状況になっていた』なんていうことは、防ぐことができそうですよね。
結婚10年目…重要なのは『会話』と『耐える』
幸せな夫婦生活を継続させる為に、重要と考えられているのが『会話』です。
他愛のない世間話から、家庭内のことやお互いの事を、何でも話し合える夫婦というのは、離婚率が低いようですよ。
“言いたいこと”や“伝えたいこと”を言葉にできず、ストレスとして溜め込んでしまい、それがやがて爆発してしまうという話は良く聞きますよね。
離婚を選択したカップルの多くは、二人で向き合って話す時間を作っていなかったという報告もあるくらいです。
ゆっくり二人で『会話する時間』を設けて、その時間を大切にするというのは、お互いの考えを理解し、一緒に生活していく上で、とても重要なことなのかもしれませんよね。
それから、もうひとつ『耐える』ということも必要です。
自分の思い通りにいかない事というのは、生活していれば必ずあるはずです。
そんな時には、少しくらい『耐える』ということも、良い夫婦関係を継続させる為には必要になってくるでしょう。
苦痛に感じることもあるかもしれませんが、相手を思いやる気持ちがあれば、きっと乗り越えられますよね。
それに、結婚10年目で不満がピークに達したとしても、その5年後には、大半の人が“落ち着く”そうですよ。
10年目の節目の年に、“離婚”の危機が訪れたとしても、「二人で乗り越えられるかもしれない…」という思いが少しでもあるのであれば、お互いの関係をもう一度見直し、5年間『耐えてみる』というのも、ひとつの選択肢なのかもしれませんね。