冬は頭痛がひどくなる?その原因と対策をご紹介します!!
2016.5.27

冬になると頭痛がひどくなる…という人、多いようです。
では、なぜ冬に頭痛が起こりやすいのでしょうか?
その原因と対策をまとめてみました。
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冬に頭痛が起こりやすい原因とは?
冬になり寒くなってくると、毎年なぜか頭痛がひどくなる…。
そんな風に感じたことはありませんか?
実はこの症状、「たまたま」という訳ではなく、ちゃんとした理由があるんです。
まずは、秋から冬への季節の変わり目などに多く発生する頭痛の正体についてご紹介します。
人間の体というのは、温度差が発生すると、血管を収縮または拡張させて、それに対応しようとします。
しかし、この働きが急に起きると、神経を刺激してしまうことがあるのです。
「最近暖かい日が続いていたのに、今日は寒い!」というような時には、体が寒さに慣れておらず、血管の収縮が突然起こります。
それによって神経が刺激され、『頭痛』の症状が出るという訳です。
頭痛といっても、様々な痛みの種類がありますが、この場合は風邪の初期症状のような痛さを感じる人が多いようですね。
それから、『冷え症』も頭痛と深い関係があるんですよ。
冷え性というのは、急な寒さに対応できない為に発症すると言われています。
体は常に温度変化に対応しようと、血管の拡張や収縮を繰り返しますので、それによって神経が刺激されて頭痛を引き起こす可能性があるのです。
冬の寒さは、肩こりの原因にも!
肩こりがひどいと、頭痛の症状が表れることがありますよね。
これは、首には脳に血液を大量に送れるように、動脈が4本も通っているのですが、肩こりによってその動脈が圧迫され、脳に十分な血液が届かなくなることで、起こる症状なんです。
肩こりというのは、筋力の低下であったり、血行不良などで起こりやすくなります。長時間同じ姿勢でいたり、運動不足だったり、姿勢が悪いという人も肩こりになりやすいですよね。
これも、どうやら冬のほうが起こりやすいようですよ。
冬になると、寒さで肩の筋肉が委縮してしまったり、「寒い!」と体を小さくしてしまい猫背になるなどの理由で血行が悪くなり、暖かい時よりも肩こりがひどくなるという傾向があります。
それによって、頭痛を引き起こすケースも増えるという訳です。
ひどい場合には、頭痛だけでなく吐き気などの症状も伴うことがあるようですよ。
冬の頭痛…対策は?
冬になるとひどくなるという頭痛は、『冷え』が原因と考えられるので、温めることで症状が和らぐ可能性が大きいです。
≪お風呂で温める≫
全身をしっかり温めるには、湯船にゆっくり浸かることが一番!
冷え性対策にもなりますよ。
せっかく温めた体を、お風呂上がりに冷やさないように、部屋や脱衣所も温めておきましょう。
≪首や肩を冷やさない!≫
外出する時には、マフラーをするなど、首元を冷やさないように気を付けましょう。
また、寝ている時に首や肩を冷やしてしまうという場合が多いので、毛布などをしっかりかけて、朝まで冷やさないでいられるような対策をしましょう。
≪マッサージや軽い運動を!≫
肩まわりのマッサージや、軽い全身運動、またはストレッチなどをすることで、血行を良くするということを意識しましょう。
他にも、肌着やカイロなど、体を温めてくれるグッズを上手く活用して、体を冷やさないように気をつけたいですよね。
脱水症状が原因のことも!
冬の頭痛は『冷え』が原因ということを、ご紹介しましたが、実は『冷え』以外にも、冬に起こりやすいのに、あまり知られていない頭痛の原因がもうひとつあるんです!
それは…『脱水症状』。
『脱水症状』というと、夏のイメージですが、実は冬でも起こることがあるんです。
しかも、夏の暑い日には、こまめに水分補給をしたり、体調が悪くなると「脱水症状かも?」なんて気づきやすいのですが、冬は気づきにくく、水分を取ることもあまり意識しないという人が多いので、とても厄介なのです。
では、脱水症状の時には、なぜ頭痛が起こるのでしょうか?
水分が不足すると血液の流れが悪くなり、脳に栄養や血液が行き渡らなくなります。
そうすると、体は脳にたくさん血液を送ろうと、血管を拡張させます。
それによって、拡張した血管が神経を圧迫し、痛みを生じさせるのです。
頭痛の原因となる、脱水症状の対策は?
頭痛以外の症状としては、ぼーっとしてくるというのも特徴です。
他にも、栄養が体内に行き渡らなくなることで体が危険を感じて、甘いものが食べたくなったり、カリウムやナトリウムのバランスが崩れて、筋肉が痙攣するなどといった兆候もみられるそうですよ。
また、水分不足が原因で唾液の分泌が抑えられて、口内環境が悪化し、口臭がひどくなるなんてこともあるようです。
では、『脱水症状』になったら、どう対応すればいいのでしょうか?
体に異変を感じたら、すぐに水分補給をするようにしましょう。
水分だけでなく、塩分も一緒に取れる『経口補水液』がオススメですよ。
とはいっても、症状が出てから対応するのでは、手遅れという場合もあります。
『脱水症状』は、放っておくと命の危険にもつながる、とても恐ろしい症状です。
対策としては、「冬だから大丈夫!」ではなく、乾燥しやすい冬だからこそ、脱水症状を引き起こす可能性があるということを忘れずに、こまめに水分補給をするようにしましょうね。