ランニングによる『足の甲』の痛み!その原因と対策は…?
2016.5.10

ランニングをしていて、『足の甲』が痛いと感じたことはありませんか?
その痛みの原因とは、一体何なんでしょうか??
対処法と痛くならない為の対策もご紹介します!
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このページの目次
足の甲に痛みを感じるのはナゼ?
人間の足というのは、アーチ構造になっています。
これは、地面からの衝撃を分散させる為なのですが、アーチの中心にある足の甲には、構造上どうしても負担がかかってしまいます。
しかも、一度痛みが出てしまうと、二本足で生活している以上は、必ず足を地面につけなければいけないので、なかなか治りづらいのです。
たくさんの骨が存在し、複雑で繊細な立体構造の『足』。
その為、「足の甲が痛い」という場合でも様々な要因が考えられ、その原因を特定するということも難しいようです。
特に、ランニングを習慣にしているという人は要注意!
日常生活を送るだけでさえ負担がかかっている『足』なので、きちんとケアしていないと、痛みに襲われる可能性がありますよ!
ランニングによる足の甲の痛みの原因は?
ランニングをしている人が、足の甲が痛くなる原因をまとめてみました。
≪シューズが合わない≫
サイズや形など、自分に合ったシューズを履いていないと、足の甲に負担がかかり、痛みを感じることがありあます。
≪紐がきつい≫
ひもをきつく結び過ぎていると、擦れたり足の血流が悪くなって、しびれや痛みがでることがあります。
≪疲労骨折≫
ランニングをしていて、着地する時の衝撃が足に繰り返し加わると、足の甲の骨に負担がかかり過ぎてしまい炎症が起こります。症状がひどくなると、疲労骨折することもあるんです。
≪靭帯の損傷≫
疲労骨折と同様、衝撃によって負担がかかることで、骨と骨をつなぐ靭帯を損傷してしまうこともあります。
≪炎症≫
痛みの原因が、小さい筋肉や腱の炎症ということもあります。
この場合も、やはり衝撃などにより負担がかかっているということが考えられます。
『ランニングを始めて3ヵ月』頃は“故障の時期”?
ランニング初級者の場合、そのほとんどがオーバーワークが原因で怪我をしていると言われています。
だいぶランニングにも慣れ、徐々に距離も走れるようになって、スピードも上げて…
というこのタイミングが、“故障の時期”でもあるのです。
実際に、この頃に体に異常を感じ、ランニングを辞めてしまったという人も少なくありません。
せっかく健康の為に始めたとしても、継続せずに短期間でやめてしまっては意味がないですよね。
そうならない為には、まずは準備運動と整理運動をしっかりすること。
走る時間よりも、ストレッチなどに多く時間をかけているという人は、健康的に運動を継続できている確率が高いようですよ。
また、自分の体と相談しながら、無理をせずに徐々に運動量を増やしていくことも大切です。
何事もそうですが、最初から“辛い”状態にしてしまうと、体に負担がかかりすぎたり、精神的に疲れてしまったりしますよね。
「簡単にできる!」とか「楽にできる!」ということから始めて、無理なく進めていくことが、健康的に長く続けるポイントですよ。
足の甲に痛みを感じたら…
足の甲の痛みや腫れの症状がでた時には、まずは病院に行ってレントゲンを撮るなどの診断を受けるようにしましょう。
初期段階の疲労骨折の場合には画像に出にくく、レントゲンで判断がつきにくい為、始めは「異常なし」と言われても、数週間後に再度レントゲンを撮って判明するなんてこともあるようですよ。
強い衝撃などを与えていなくても、細かい衝撃を繰り返し受けることでストレスが蓄積され、その結果疲労骨折になるということもあるんです!
例え疲労骨折ではなかったにしても、痛みがあるということは、何らかの異常が起きている証拠ですから、何れの場合にも痛みが治まるまではランニングを中止し、できるだけ安静にすることを心がけましょう。
ランニングを再開する前に…
腫れや痛みが治まり、ランニングを再開するという時には、再度同じことを繰り返さない為に、見直すべきことがあります。
≪正しい姿勢を身につける≫
ランニングのフォームを確認する前に、まずは正しい立ち方や歩き方を身につけるようにしましょう。正しい姿勢を身につけておかないと、足だけでなく、腰や膝などを傷める原因にもつながります。
ランニングの時だけでなく、日常生活の中でも常に“姿勢を整える”ということを意識できるといいですね。
≪ランニングコースの見直し≫
コンクリートやアスファルトなど、硬い路面ばかりのコースでは、足にかかる負担も大きくなってしまいます。
芝生や土の上などを走れるコースを選択するようにしましょう。
≪シューズの確認をする≫
シューズのサイズや形が自分に合っているか確認しましょう。
紐の結び方や結ぶ強さなどにも、注意が必要ですよ。
足の痛みが、紐の結び方を変えただけで改善されたということもあるくらい、結び方や強さは重要なんです。
また、クッション性が劣化したり、踵が減りすぎていると足にかかる負担も大きくなるので、定期的に新しいものに変えるようにしましょうね。
≪疲労骨折予防を!≫
疲労骨折を予防する為のトレーニングというのもあるんですよ。
椅子に座って床にタオルを広げ、そのタオルを足の指で『つかむ⇒はなす』を5分くらい繰り返すだけです。
楽にできるようになったら、時間を増やしてみましょう。